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運営ノウハウ3

はじめに

最初に自分が立ち上げたいSNSのプランニングをし、それに基づいてプレオープン、そしていよいよ一般公開したとき、きっとワクワクした春を感じることでしょう。その気持ちを大切にしてずっと欲しいものです。しかし、実際に運営してみるとなかなか思い通りに行かないことも多くあります。数ヶ月、半年と時間が経過してくると、どうしてもマンネリ化や飽きが来るものです。さあ、SNSの運営はここからが本番と言えるかもしれません。今回は、様々なSNS運営者と情報交換して学び、そして弊社の運営するエンジニア交流SNS「encafe」で実践してきた運営TIPSを紹介しますので、少しでも魅力的なSNS作りに役立てて頂ければ幸いです。今回紹介する運営TIPSのキーワードは、3つ。魅力的な出会い、飽きさせない、オープン化。それでは順に見ていきましょう!

基本編

率先して書き込む

そんな当たり前のことという方、CGMの代表格でもあるSNSなのに運営者が日記を書き込むものなのかという2つのコメントを聴くことがありますが、できたばかりSNSは言うなればよちよち歩き。ユーザーの多くは、ログインはしても「何を書いていいのか判らない」と思って閲覧するだけで、実際に書き込む人は少数派です。ですから、ユーザーにこんなこと書いて欲しいなと思う日記を書くことによって、あっ、そういうこと書いて大丈夫なんだと思いますよね。それ以上に大事なのは、日記へのコメントです。ある程度時間が経過してもコメントのない日記に対しては、できる限り率先してコメントも付けましょう。見逃せない効果として、最初のコメントが付いたのがきっかけで連鎖的にコメントが書き込まれて、その日記が賑わうことが多くあります。それに自分の日記にコメントが付くとうれしいですよね。その体験が次の日記の書き込みへとつながるのです。またコメントでのやり取りがきっかけで、ユーザーとの繋がりもできますから、一石三鳥ですね。普段に日記の習慣のなかった運営者さんには大変な作業になりますが、意識的に書き込みするようにしましょう。もしくは、早めにSNSでの日記のやり取りの得意な方に声をその役割をおかけてみてはどうでしょう。日記だけでなく、コミュニティ、フレンド紹介等も同様ですね。

新規登録メンバーの歓迎

新規登録メンバーは、既存のメンバーにとって新しい変化を届けてくれるとってもうれしい存在です。どんどん新しいメンバーが入ってくるSNSは、たいてい活気があります。ただし、運営者としては、せっかく入ってくれた新メンバーに活動に参加してもらうために、2つの工夫を紹介します。まずは新規登録ユーザーにメッセージを送ってみることです。簡単に挨拶した後で、お奨めコミュニティの紹介や初心者向けのガイドを届けるとなじみやすいでしょう。また、右サイド等への新規登録メンバーをユーザー全体に紹介するのも効果的でしょう。 ==

オフ会をする

これまでもオフ会の効果は繰り返し述べられてきましたが、交流を深めるには、ネットでのやりとりだけでなく、やはり面と向かって会うことはとても大切です。のネットでは味わえない魅力があります。マイフレンドを増やしたりやコアなメンバーになるよいきっかけなることでしょう。何より本音が聞きやすいで運営方針を考えるのに役に立ちます。応用編として、ウェブミーティングをお奨めします。交流を深めるには。開催するタイミングとしては、まずはオープニングして例えば1、2ヶ月後、その後は季節や登録者数のキリ番達成記念など、節目ごとに開催するといいでしょう。オフ会を頻繁に開催するようになるとメンバーが固定してきてマンネリ化しがちですので、その場合は毎回テーマや場所を変えるなど工夫して、新しいメンバーが参加しやすい工夫をしましょう。SNSが活性化してくると、ユーザーによる自主的なオフ会の開催も行われるようになるでしょう。運営側は、そんなオフ会専用コミュニティを作ったり、告知したり、なるべくサポートしましょう。

運営チームを作る

構想段階で、数名の仲間と運営チームを作ってプレオープンし、SNSの雰囲気作りまでやってから、一般公開することが望ましいのですが、実際にはブログ感覚で立ち上げられるSNSですし、一人で始める場合も多いことでしょう。上記に書いたことだけでも一人でやるとなると、人数がだんだん増えてくると相当大変です。日記の書き込みだけに追われてしまっては、トラブル対応や新しい企画やサービス等が後手に回ってしまいます。きっと手一杯の割には思うように盛り上がらず、手詰まり感を感じることがあるかもしれません。また毎日5~10件、継続的に書き込まれるようになってきたら、ちょうどいいタイミングかもしれません。思い切って運営メンバーを募集しましょう。募集方法は簡単です。一斉メッセージを送信するかコアメンバーに直接声を掛けましょう。運営メンバー数は、多い分には構いませんが、全ユーザーの1%が目安だといわれています。キックオフミーティングを開きましょう。最近では、無料のスカイプ電話や低コストのTV会議システムを利用すれば、遠隔のメンバー同士であっても簡単に打ち合わせが可能になりましたので有効活用しましょう。毎回の議題としては、目標やビジョンの共有、新企画の進捗、アクセス数を見て現状分析&目標設定。できれば毎週、少なくとも月に一回はミーティングしたいものです。

一斉メッセージの文章例

コミュニティを作ってみましょう。(みんなの厨房の紹介)

応用編

全ユーザーの新着日記を表示

新規登録して間もないユーザーにはフレンドがほとんどおらず、日記を書いても、どうせみんな読んでもくれないだろうし、コメントも付かないだろうと思いがちです。実際には、マス型SNSと違って、特化型SNSではフレンド以外の日記であっても、ユーザー全員がある種同じ趣味を持った集まりであるため、読んでみたいと思うものです。そこで、運営方針にもよりますが、なるべく早い時期にマイホームの画面に(例えば、右サイドを活用)に表示させるようにしたいものです。そうすると日記を書いた翌日には、あしあとが沢山付いて、次も書こうというモチベーションのなります。これはコミュニティのトピックについても同様のことが言えます。

魅力的な出会い

特化型のSNSでは、同じ興味を持っている人たちばかりが集まるので、mixiなどのマス型SNSではちょっと引いてしまいそうな話題でも、心おきなく書き込んで交流できることが大きな魅力です。しかし、マス型SNSと違って、最初は一人っ子(フレンドが一人だけ、つまり、フレンドが自分を招待してくれた人またはID=1だけ)というケースも多いので現状です。せっかく楽しみにして入ったユーザーにしても魅力は半減です。ですから、ユーザー同士が繋がりをコーディネートしてあげることも大切です。

出会いのコーディネーター

運営者はオフ会や日々の日記等への書き込みを通して、ユーザー同士の交流を一番知っている人といえます。オフ会に初参加した人がいて、後日誰ともフレンドになっていないユーザーに対しては、少し余計なおせっかいにかもしれないのは恐れずに、メニューの「マイフレンドに紹介」機能を使って引き合わせてあげましょう。

スポットライトを当てる

その名の通り、特定のユーザーを様々な公式サービスに載せて紹介することです。おそらく特化型SNSに参加している方々というのは、ニックネームや親近感のわく日記の書き込みのために、一見わかりにくいものの、その分野では名の知れた方も意外といたりすることも思いように思います。そんな方々にスポットライトを当てる方法として、一つはメルマガが挙げられます。先週の活動(例えば、日記の書き込み、フレンド増加数等)が活発だったユーザーを紹介したりすれば、立派にメルマガのコンテンツになります。その他のスポットライトを当てる方法として、自己PRリレーとインタビューを紹介します。

自己PRリレー

日記等でよく書き込みをしてくれるユーザーに対して、自己PRリレーという200字~400字で簡単に書いてもらって、メルマガやコミュニティの人気コンテンツにしてしまおうという企画です。ユーザーにとっては、何か公式コンテンツに自分のことが掲載されるというは、ちょっとしたイベントです。運営者にとっては、なかなか日記やプロフィールでは遠慮がちな書き込みになるところを、自己PRというネーミングにすることで自然に書いて、ユーザーの魅力を引き出して、他のユーザーに伝えることが出来ます。

・インタビュー

ユーザーの多くが憧れを持つようなカリスマへインタビューして掲載してしまおうという企画。ユーザーの中にもきっとカリスマはいる可能性は高いですし、インタビューをとって掲載するといいでしょう。最近のデジカメは、それなりの音声と時間で撮影できますので、これをyoutubeにアップして掲載すれば、簡易的なインタビューコンテンツの完成です。SNSの魅力をPRするコンテンツとして期待値は高いでしょう。

飽きさせない

立ち上げ当初は、目新しさを感じて集まってきたユーザーも次第に飽きてきて、サイトから遠ざかりがちになりますが、それを予防するには、何よりも飽きさせない工夫をすること意外にないのではないでしょうか。

日々の変化の演出

お題日記※の活用 ユーザーは日記を書きたいと思っていてもなかなか筆が進まない、意外と参加の敷居が高いものです。理由を聞いてみると、いい話題が見つからない、気のきいたことが浮かばないなどをよく耳にします。そんなユーザーに対して、「お題日記」はお奨めです。お題日記ボタンは「OpenPNEカスタマイズによるSNS歳との構築と運営」のP189で紹介されている、セットしたお題日記ボタンを押すと日記のタイトルにランダムで、お題が表示されます。お題の内容としては、(A)旬な話題系、(B)何気ない日常の話題系、そして(C)各SNSのテーマに直結する話題を使いましょう。共通の話題が出来ると自然と盛り上がります。日記を普段書いてない人もお題日記がきっかけで多くのユーザーが日記を書き始めるでしょう。お題の内容やリストの頻繁な更新がうまく行くと、継続的にお題日記を活用される方も出来て来るでしょう。お題日記をまとめて、メルマガや日記で取り上げてみるのもいいですね。

小窓を活用する

OpenPNEの発明品ともいうべき小窓、盛り上げにうまく活用できているでしょうか。使い勝手は幅広いのですが、魅力的な小窓で沢山ですが、2つほど使い方を紹介しましょう。

季節感の演出

googleやmixiのロゴと同様に、ロゴ、プロフィール写真、マスコットなど変更して、季節感を演出する。デザインに凝ると大変なので、吹き出しを変える程度だと簡単にできる。

オープン化

オープン化というとSNSへ抱くイメージと一見矛盾しますし、異論を抱く方も多いと思いますが、やはり賑やかなところに人は集まるので、いくら中だけ賑わっていても、実際にその様子をみるなり、垣間見ないとうまく伝わりにくいのが実際のところです。せっかくオープンなWebを使っているサービスだからこそ、外部のサービスとの積極的な連携や内部のコンテンツを外からもみれるようにする工夫は必要でしょう。

SNS間の連携

時には合同オフ会なんてのもお奨めです。少しせこいことを言うなら、オフ会をやるときに毎回大変なのが人集めですが、合同なので同じ定員なら半分で済みますし、少なくとも半分は初めて会う人たちなので毎回オフ会に参加しているコアメンバーにとっても新鮮な交流会になります。さらにおまけとして、合同オフ会となると相手のSNSの公式イベントやinformationに自分のSNS名が掲載されるので無料の広告にもなり、いいことずくめです。そして、合同オフ会が終わったら、参加者同士がスムーズに交流を継続できるように、姉妹コミュニティを作ってSNS同士をリンクしてみましょう!つまり、SNS(A)がSNS(B)の中に、「(A)にも(B)にも入っている人」コミュニティを作ります。一方、(A)の中には、「(B)にも(A)にも入っている人」を作ってもらいましょう。SNSが軌道に乗るまではなるべく既存の外部のコミュニティとも積極的に連携・交流しましょう。きっと今よりもっと賑やかなSNSになりますよ。

メルマガの発行

いったんログインしなくなったユーザーをどう引き戻すか、プル型(誰かが来てもらうのを待つメディア)のSNSでは、なかなか難しい課題です。これを解決する方法としては、プッシュ型のメルマガの配信が挙げられます。OpenPNEには、メッセージとメールの2つの方式で一斉配信が可能ですのでこれを利用しましょう。お奨めは、メッセージ方式で、上級者モードにおいてメッセージ送信メール編集して、ポイントや一押しの内容だけを書き込んで、詳しい内容はログインしてメッセージでみるという、"ちらみせ"です。目的は、SNSにログインしてもらうことですから。メルマガと言っても、簡単なものでは、イベントの紹介だけでもいいかもしれません。

外部サービスとの連携

実はSNSというのはログインしないと入れないという特性上、参加の敷居が高い側面があるのも事実です。SNSへの登録してもらうための潜在ユーザーを集めるために、軽めのサービスを併設しておくことをお奨めします。Wiki

そのため、SNSだけというのは、なかなかアプローチに時間がかかると思っています。何か積極的に情ブログなり、wikiなり外部からもアクセスできるサービスも併設するのが安心です。同じ分野の外部サービスと連携してサービスを提供するなどの工夫ができればと思います。その際、ID連携機能が充実していきいますので大変注目です。

運営を継続して楽しむために

運営者仲間を知り合いになろう

カテゴリーは違っても同じSNSの運営者同士、ずっと悩んでいたことが、ちょっと話をしてみると、同じようにな問題を抱えていたり、問題に対してこんな風に対処したよって。なんといっても、運営者が集まっているのはopenpne.jpでしょう。土曜日の勉強会だったり何かオフ会を見つけて参加してみてはいかがでしょうか。

好きなことをやろう

SNSの運営をやっていてよかったと思えることは、いろんな方々との出会いや様々な企画を通して得られる様々な経験です。どんなSNSへ方向付けするか、どんなオフ会を開くか、誰にインタビューするか等、運営側で自由に選ぶことができます。ユーザーの声に反していない限りは、何でもトライしていいのです。その際に、自分が思い入れを持って立ち上げたSNSですから、好きなようにやるのが、息切れすることなく継続して運営し続けるのに大切なのではないでしょうか。さあ、今日はどんな運営を工夫しましょうか

encafeの紹介

encafe〔エンカフェ〕:エンジニアたちの珈琲ブレイク空間 会員数:1700名 URL:http://encafe.jp 運営会社 株式会社エンカフェ

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