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はじめに

弊社は2006年5月に設立しました。設立前に私は手嶋屋さんでお世話になっており、そこでは、プロジェクトマネージャーや営業、運用のサポートといった業務に従事してきました。このページでは、私をはじめ弊社のスタッフが携わってきた多くのSNSから最大公約数的なことを書いていきます。

目的は何か

「本当にSNSは必要か?」 お問い合わせを頂き、よくよく悩みを聞くとSNSはそもそも最適なツールではないことも少なくありません。SNSが解決できそうな悩みはなんだろうか? それは、「SNSがコミュニケーション促進ツール」であるということをまずは認識する必要があります。その上で、企業が抱えているいろいろな悩みのうち、どのような悩みが解決できるのかをここでは事業部別に書いていきます。

商品企画部、マーケティング部

「企画のseedsが見つからない」「持っている顧客データは有効ではない」「広告の効果が測定しにくい」といような悩んでいますか?SNSは、会員同士のコミュニケーションがコンテンツのひとつです。会員(=お客様)は何かのきっかけで、発言をしたり、何かしらの理由であるページを見ます。発言内容を解析したり、アクセス数の多い会員を分析することにより、何を求めているかというサインを見つけることができるはずです。また、SNSは会員自身が情報を更新できますので、メールアドレスが変更したり、属性が変わったりした時に自身で情報を更新できるために常に有効なデータですし、その有効なデータを元にどのような人がECサイトで何を買ったのかということも分析することができます。

人事部

戦後高度経済成長期のように社員旅行や運動会などがなくなり、社員の横のつながりや異なる事業部とのクロス的なつながりがなくなってきました。社員間のつながりが薄くなると、社員間の経験の共有がされず生産効率性が上がらなかったり、帰属意識が低下し会社を辞める人間が増えたりという悩みを抱える企業は少なくありません。今の時代に社員旅行などの社内行事をすべて復活させるのはとても難しいかと思います。よって、社員間のコミュニケーションを補完、促進するツールとしてSNSは注目されつつあります。社員間のコミュニケーションが多くなることにより、異なる事業部間でのコラボレーションによる商品やサービスの開発、経験の共有による生産性の上昇などが期待できます。

経営者

「社員が何を考えているかがわからない」「社長の考えが現場にに伝わらない」という悩みを抱える経営者は多いと思います。その悩みを解決するベストな方法は、双方向コミュニケーションだと一般的な考えられています。その双方向コミュニケーションを促進するのSNSは非常に有効なツールです。始めは若手社員の書き込みが多く、年配の社員からは遊んでいると思われるかもしれません。しかし、社長自らが積極的に参加することにより、年配の社員にもSNSにログインすることが業務の一環として認識させていくことが必要になります。また、批判的な書き込みも出てくるかと思いますが、それらも受け止め、その後もじっくりとコミュニケーションを取っていくことが大事になります。それが社内の風通しの良さにつながりがます。

予算を決めるために

SNSを導入するにあたり、どのような項目を検討しなければならないのかを記します。 【初期システム】 サーバ代 サーバの環境構築費用(MySQLやPHPのインスールなど) SNSエンジンの設置費用 SNSエンジンカスタマイズ費用

【導入後システム費用】

ホスティング費用(メンテナンスなど)

【人件費用】

利用規約やプライバシーポリシーの製作費用

運営にかかる社員の人件費

業務代行費用(コンサルティングや賑やかしなど)

効果的な賑やかし

SNSをどのように賑やかしていくかは、非常に大きな問題である。もちろん、目的に応じた賑やかしでいいのだが、ここではいくつかのテクニックを紹介します。

1)あしあと

お互いにあしあとをつけることにり、見られているという意識を会員が持ちます。お互いに何度があしあとをつけあうことにより交流が生まれ、フレンドリンクにつながっていきます。

2)キャラクタ活動を行う

現代人の実に84%が何らかのキャラクター商品を所有しているという報告もあるほど、今の日本人はキャラクターが好きです。この特性をいかし、SNS内でも何かしらのキャラを立てることは、SNSを盛り上げる有効な手段だと考えます。会員が何を求めているのか、例えば「癒し」とか「強さ」とか、によってどのようなキャラを立てるべきかを考え、会員の興味を引きましょう。もし、すでに商品やサービスにおいて、御社がキャラを作っているのであれば、それを有効利用するのがいいでしょう。

3)動画の使用

ニコニコ動画のアクセス数の多さからもわかるように面白い動画は人を惹きつけます。ただ、企業でSNSを使っている場合、何百万人という会員を抱えていることは稀ですので、当然、面白い動画が多く投稿されることは期待できません。企業側が中心となり新サービスの紹介やセミナーやイベントを編集したものを見てもらうようにするのがいいでしょう。

4)デザインを変える

デザインを変えることにより、季節感を感じたり、SNSが運営されていることを会員が感じたりすることができます。また、ちょっとした会員へのネタの提供になります。

レビューの大切さ

当初の目的がどのくらい達成されているのか確認する作業はどのようなプロジェクトでも大事なことです。 「どのような会員が登録しているのか」「場に相応しくない書き込みはないか」「会員数の伸びは順調か」など。当初の計画通りいかないことも出てくるかと思います。その時にどのように対応していくかを常に考え、実行しなければなりません。 SNSは人が絡むツールですので、想定外のことも発生するでしょう。悪い芽を見つけたら早い段階で摘み取ることも大事なことになります。

SNSは、今やコミュニケーションと取るためのインフラになりつつあります。そのインフラでハッピーに過ごせるようなサービスをどんどん提供したいと弊社は考えています。

(執筆:合同会社アウラント 代表 大越肇) -- 運営者 Tips --

Last modified 10 years ago Last modified on Apr 7, 2008, 12:32:52 PM