ここの情報は古いです。ご理解頂いた上でお取り扱いください。

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imoto
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    v26 v27  
     1[[TOC]]
     2
    13[[TOC]]
    24
    35= 第7章 外部連携 =
    46== 外部アプリとの連携でOpenPNEはここまで良くなる ==
    5 
    67OpenPNEは人と人とのつながりを表現するソフトウエアです。
    7 OpenPNE本体に個別の機能を作らなくても外部アプリケーションと連携することで、多くの機能をSNSに取り込むことが出来ます。
    8 今回は、外部サービスと連携する手段の一つとしてID連携を中心に外部連携を紹介していきます。
    9 
    10 
    11 = ID連携 =
     8OpenPNE本体に多くの機能を作らなくても外部のサービスと連携することで、OpenPNEの人と人とを表現するという基本機能がより活きることがあります。
     9今回は、外部のサービスと連携する手段の一つとしてID連携を中心に外部連携を紹介していきます。
    1210
    1311== MasterPNE ==
     
    1715
    1816http://sc.pne.jp/200801081910.png
     17
     18OpenPNEはOpenIDに対応しているので、OpenIDを使用した連携も解説します。解説するOpenIDとの連携を参考にするとOpenIDに対応した様々なアプリケーションと連携することができます。
    1919
    2020=== OpenPNE X Trac ===
     
    107107 
    108108 上記画面のようにTracにログインできたら、OpenPNEとTracの連携成功です。
     109 
     110 それでは、次にOpenIDを利用してMasterPNEを実現していきましょう。
     111 
     112 
     113 === OpenIDとは? ===
     114 OpenIDは、Webサイトを超えて認証システムを構築できるシステムです。
     115OpenPNEにおけるOpenIDの連携には二つの方法があります。
     116 「OpenPNEがOpenIDのID発行者(プロバイダ)になる」と「OpenIDを使ってOpenPNEにログインできるようにする(コンスーマ)」です。今回はOpenPNEのプロバイダ機能を利用した連携方法を紹介します。
     117 
     118 
     119 OpenIDは、URLの形式で発行されます。このURLを取得していると、OpenIDに対応しているすべてのサイトにひとつのIDでログインすることができます。
     120 
     121 ここでは、OpenIDに対応をしているオープンソースのソフトウェアを使って、OpenPNEとの連携方法を紹介していきます。[[BR]]
     122 
     123 [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/OpenID.png,650)]]
     124 
     125 
     126 === SNSでのOpenIDの設定 ===
     127 まず、OpenIDでログインするためのURLをSNSで発行するためには、SNSで設定が必要になります。[[BR]]
     128 SNSのrootディレクトリにあるconfig.phpにある【IS_OPENID_PROVIDER】をtrueにします。[[BR]]
     129 以上の設定で、SNSがOpenIDのURLを発行することが出来ました。
     130 
     131 
     132 {{{
     133config.php
     134
     135
     136//OpenIDのプロバイダとなるかどうか
     137define('IS_OPENID_PROVIDER', true);
     138
     139//OpenIDの乱数用定義
     140define('Auth_OpenID_RAND_SOURCE', NULL);
     141
     142}}}
     143 
     144 SNSで発行されるOpenIDのURLは以下のような形式となります。
     145 
     146 {{{
     147http://hogehoge.jp/?m=openid&a=page_home&id={ユーザーのID番号}
     148}}}
     149 
     150 
     151 
     152 === OpenPNE X WordPress ===
     153 WordPressは、オープンソースのブログ構築用ソフトウェアです。[[BR]]
     154 WordPressには様々なテーマや、プラグインが存在し、これらを導入することによりオリジナルのブログを構築できます。[[BR]]
     155 
     156 WordPressにはOpenIDのユーザーに様々な権限レベルを設定することができるという大きな特徴を持っています。この特徴を活かして、SNSとWordPress連携させて、SNS参加者だけが投稿可能なSNS参加者専用共同ブログを作成することができます。[[BR]]
     157 
     158 前提条件としてWordPress、OpenPNEがインストールされているものとします。
     159 
     160 なお、ここではWordPress自体のインストール方法や詳細については解説していません。
     161 それについての詳細はWordPressのドキュメントもしくはWebサイトを参照してください
     162
     163 
     164 [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/WordPress.png,650)]]
     165 
     166 
     167 {{{
     168WordPress(英語)
     169http://wordpress.org/
     170
     171WordPress Japan
     172http://wordpress.xwd.jp/
     173
     174}}}
     175
     176  ==== 導入手順 ====
     177  1.WordPressに導入するプラグインの入手[[BR]]
     178  2.WP-OpenIDのインストールと設定[[BR]]
     179  3.動作確認[[BR]]
     180 
     181 
     182  ==== 1.WordPressに導入するプラグインの入手 ====
     183  今回はWP-OpenIDというプラグインを使用します。[[BR]]
     184  まずこのプラグインを入手しましょう。WP-OpenIDのダウンロードページからダウンロードします。
     185 
     186  [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/WP-OpenID.png,650)]]
     187 
     188  {{{
     189WP-OpenID ダウンロードページ
     190http://wordpress.org/extend/plugins/openid/
     191 
     192 }}}
     193 
     194  ==== 2. WP-OpenIDのインストールと設定 ====
     195  まず、先程ダウンロードしたプラグインを解凍します。[[BR]]
     196  以下はダウンロードしたプラグインを解凍したopenidディレクトリの構成です。
     197 
     198  {{{
     199openidディレクトリ
     200
     201Auth/
     202files/
     203Log/
     204Tests/
     205core.php
     206interface.php
     207logic.php
     208OpenIDLog.php
     209readme.txt
     210screenshot-1.png
     211screenshot-2.png
     212screenshot-3.png
     213store.php
     214
     215}}}
     216
     217
     218  解凍してできたopenidディレクトリをすべてWordPressのディレクトリ内の wp-content/plugins/ 以下にアップロードします。[[BR]]
     219 
     220 
     221  {{{
     222
     223wp-admin/
     224wp-content/
     225 languages/
     226 plugins/
     227  akismet/
     228  openid/
     229   Auth/
     230   files/
     231   Log/
     232   Tests/
     233   core.php
     234   interface.php
     235   logic.php
     236   OpenIDLog.php
     237   readme.txt
     238   screenshot-1.png
     239   screenshot-2.png
     240   screenshot-3.png
     241   store.php
     242  hello.php
     243
     244themes/
     245wp-includes/
     246index.php
     247license.txt
     248readme.html
     249wp-app.php
     250wp-atom.php
     251
     252}}}
     253
     254
     255  次に、WP-OpenIDプラグインを有効化します。[[BR]]
     256  ここからはWebブラウザ上からの操作になります。[[BR]]
     257  まず設置しているWordPressにアクセスし、管理者アカウントで管理画面にログインします。
     258 
     259  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/2-1.jpg)]]
     260 
     261  次にプラグインタブ内のプラグイン管理にWP-OpenIDモジュールが表示されていることを確認して「使用する」をクリックし、有効化します。これでプラグインの有効化は完了です。
     262 
     263  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/2-2.jpg, 700)]]
     264 
     265  次に、各種設定を行います。[[BR]]
     266  設定タブ内の一般設定タブを選択し、メンバーシップにある「誰でもユーザー登録ができるようにする」と「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」の二つのチェックボックスににチェックを入れ、「設定更新」 をクリックして設定を反映させます。
     267 
     268  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/3-1.jpg, 700)]]
     269  次に、設定タブ内のディスカッションを選択し、コメント表示条件を以下のように設定します。
     270 
     271 
     272 
     273 
     274  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/3-1-1.jpg, 700)]]
     275 
     276  作業が完了したら「設定更新」をクリックして設定を反映させます。[[BR]]
     277 
     278  最後に、同じく設定タブ内にあるWP-OpenIDを選択し、「Enable OpenID comment auto-approval」と「Add OpenID text to the WordPress post comment form.」の二つのチェックボックスにチェックを入れ、「Update options」 をクリックして設定を反映させましょう。
     279 
     280  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/3-2.jpg, 700)]]
     281  以上で設定は完了です。[[BR]]
     282 
     283 
     284  ==== 3. 動作確認 ====
     285  ここでの動作確認は、「SNSで発行されたOpenIDのURLでWordPressのブログにコメントを書き込むことができることを確かめる動作確認」と、「SNSで発行されたOpenIDのURLでブログに投稿することができることを確かめる動作確認」を行います。[[BR]]
     286 
     287  1. WordPressにコメントを書き込む[[BR]]
     288  実際にSNSのユーザーがSNSで発行されたURLでコメントが投稿できるか動作確認してみましょう。まずコメントしたいブログ記事のページにいきます。
     289 
     290  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/1-1.jpg, 700)]]
     291 
     292  下部に「コメントを投稿するにはログインしてください。」と書いてあるので「ログイン」をクリックして、ログインフォームを表示します。
     293 
     294  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/1-2.jpg)]]
     295 
     296  表示されたログインフォームには設定する前にはなかったOpenIDのログインフォームが表示されます。この「OpenID url:」というフォームにSNSから発行されたOpenIDのURLを入力することでログインすることができます。
     297 
     298  ログインするとコメントを投稿したいブログ記事と共にコメント投稿フォームが出てきます。あとはコメントを入力し、通常通り投稿することができれば、OpenPNEとWordPressの連携成功です。[[BR]]
     299  OpenIDで投稿したコメントには名前の横にOpenIDのロゴが表示されます。
     300 
     301  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/1-3.jpg, 700)]]
     302 
     303 
     304  2. WordPressにブログの記事を投稿する
     305 
     306  次に、WordPressにブログの記事を投稿する動作確認を行います。しかし、OpenIDを発行された段階ではアカウントの権限レベルが設定されていないので、まずは管理者がブログ投稿者に「作成者」の権限を与える必要があります。それではまず、管理者がOpenIDでログインしたユーザに「作成者」の権限を与える方法から見ていきましょう。
     307 
     308  WordPressにOpenIDで一度ログインしたユーザは全てWordpressにアカウント登録されています。
     309 
     310  そこで、WordPressに登録されたユーザのアカウント権限レベルを「作成者」に変更して、ユーザがブログ記事を投稿できるように設定します。[[BR]]
     311 
     312  まず管理者のアカウントで管理ページにログインします。[[BR]]
     313  ユーザータブをクリックすると、ユーザの一覧が表示されます。[[BR]]
     314 
     315  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/2-1.jpg, 700)]]
     316 
     317  ここで、権限レベルを変更したいユーザにチェックを入れて、「選択したユーザーの更新」にある権限レベルを指定しましょう。今回はユーザの権限レベルを「作成者」 にします。
     318 
     319  「一括更新」のボタンをクリックしてユーザーの権限レベルの変更します。[[BR]]
     320  以上で、権限レベルの変更は完了しました。
     321 
     322 
     323  次に、ユーザーの権限レベルが「作成者」になっているか確かめます。[[BR]]
     324  この時、管理者のアカウントで管理画面にログインしている場合は一度ログアウトしてください。
     325 
     326  ログイン画面でOpenID入力フォームに、権限レベルを変更したユーザーのOpenIDを入力してログインしてみましょう。すると、「ダッシュボード」や「作成」などの作成者に必要なタブが現れてブログが投稿できるようになります。
     327 
     328  管理者のアカウントには表示される「プラグイン」 や「リンク」 などのタブが、作成者権限のユーザーには表示されません。
     329 
     330  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/2-2.jpg, 700)]]
     331 
     332  最後に、WordPressのブログ記事を書いて確認しましょう。管理画面の中にある「作成」タブから記事を書くことができます。
     333 
     334  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/3-1.jpg, 700)]]
     335 
     336 
     337 === OpenPNE X Drupal ===
     338 Drupalとは、個人のブログから企業のサイトまで幅広く利用することができるCMS(Content Management System)です。様々なモジュールをアプリケーションに追加することによって、掲示板など様々なコンテンツを提供できることができます。
     339 
     340 OpenPNEは比較的クローズなコミュニティサイトとして運営していくことが多いと思われますが、外部にも情報を発信したいという場合もあります。
     341 そこで、Drupalを用いて、SNS内の外部向けのサイトを設置することで、既に運営されているSNSのコンセプトを非会員の人にも、より理解してもらえると同時に、更なる会員の増加が期待できます。WordPressでも同様のことは出来ますが、DrupalはWordPress以上にユーザーの権限レベルを詳細に設定できるという特徴があります。
     342 
     343 前提条件としてDrupal、OpenPNEがインストールされているものとします。
     344 なお、ここではWordPress自体のインストール方法や詳細については解説していません。
     345 それについての詳細はWordPressのドキュメントもしくはWebサイトを参照してください
     346。また、
     347 
     348 [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/Drupal.png,650)]]
     349 
     350 {{{
     351Drupal 日本サイト
     352http://drupal.jp/
     353   
     354Drupal(英語)
     355http://drupal.org/
     356
     357}}}
     358
     359 
     360  ==== 導入手順 ====
     361  1.DrupalでOpenIDモジュールを有効にする[[BR]]
     362  2.OpenIDでログインするSNSユーザーの権限を設定[[BR]]
     363  3.動作確認[[BR]]
     364 
     365 
     366  ==== DrupalでOpenIDモジュールを有効にする ====
     367  まず、管理者のアカウントでDrupalにログインします。左側のナビゲーションから 「Administrator」 → 「Site Building」 → 「Modules」 の順にクリックし、モジュールの一覧を表示します。
     368 
     369  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/1-1.jpg, 700)]]
     370 
     371  モジュール一覧からOpenIDにチェックを入れ、最下部にある 「Save configuration」 をクリックし、OpenIDモジュールを有効にします。
     372 
     373  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/1-2.jpg, 700)]]
     374 
     375 
     376  以上で設定は完了しました。一旦ログアウトし、OpenIDでログインができるかを確認してみましょう。
     377  ログイン画面で 「Log in using OpenID」 をクリックするとOpenID入力フォームが出てくるので、OpenIDを入力して、ログインしてみましょう。
     378 
     379  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/1-4.jpg)]]
     380 
     381  ちなみに、初回ログイン時にDrupalにSNSのニックネームが登録されます。
     382  つまり、SNSでニックネームを変更した場合Drupalと同期することができないので、変更したい場合はDrupalで設定する必要があります。
     383 
     384  ==== OpenIDでログインするSNSユーザーの権限を設定 ====
     385 
     386  初期設定では、コメントなどの投稿権限は許可されていますが、サイトの管理まではできません。そこで、今回はOpenIDでログインしたSNSユーザーにサイトの管理権限を付与してみましょう。
     387 
     388  まず、グループの権限設定を作成します。Drupalではこの権限設定をDrupalに登録しているユーザーに付与することで、グループに応じてコンテンツを表示させたり、一部の管理機能を許可させたりすることができます。[[BR]]
     389  管理者のアカウントでログインし、左側のナビから「Administer」 → 「User management」 → 「Roles」を開きます。初期の状態では「anonymous user」と「authenticated user」の二つの設定があります。下部に新規に作成する権限設定の名前を登録するフォームがあるので、名前を入力して「Add role」ボタンをクリックします。
     390 
     391  今回はサイトのレイアウトが編集できる権限設定を作ります。「OpenID - Designer」というグループ名で登録しましょう。
     392 
     393  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/2-1.jpg, 700)]]
     394 
     395  登録されたのを確認したら、名前の横にある「edit permissions」をクリックし、Drupal内の各機能の権限を設定していきます。
     396 
     397  今回はDrupalのデザインが編集できる権限設定を作ります。以下のようにチェックをつけていきましょう。
     398 
     399  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/2-2.jpg, 700)]]
     400 
     401  最後に「Save permissions」をクリックして、グループの権限設定を保存します。[[BR]]
     402  次に、Drupalに登録されているSNSユーザーに、先程作ったグループの権限設定を付与します。
     403 
     404  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/2-3.jpg, 700)]]
     405 
     406  「Administer」 → 「User management」 → 「Users」に、Drupalに登録された全てのユーザーが表示されます。Rolesの列に何も表記のないユーザーは初期グループの「authenticated user」に属しています。[[BR]]
     407 
     408  権限設定を変更したいユーザーにチェックマークをつけて、「Update options」から「Add a role to the selected users」に、先程作成した「OpenID - Designer」があるので選択し、「Update」をクリックします。[[BR]]
     409  以上で設定は完了です。次に動作確認に移ります。一旦管理者アカウントからログアウトしておきましょう。
     410 
     411  ==== 動作確認 ====
     412  1. OpenIDでログインするユーザーの権限設定を確認する[[BR]]
     413  DrupalにOpenIDでログインし、権限設定を変更したユーザーがサイトの編集を行えるか確認していきます。
     414 
     415  まず、Drupalに権限設定を変更したOpenIDでログインします。[[BR]]
     416  左側のナビに"Administer"が現れていれば設定に成功しています。実際にサイトを編集してみましょう。
     417 
     418  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/check_system/1-1.jpg)]]
     419 
     420  2. ホームに表示されるコンテンツの構成を変更する[[BR]]
     421  Drupalに表示されるコンテンツの構成を変更します。「Administer」→「Site building」→「Blocks」から変更ができます。
     422 
     423  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/check_system/2-1.jpg, 700)]]
     424 
     425  変更を施したらホームに戻って確認して、作業は完了です。
     426 
     427  [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/check_system/2-2.jpg,700)]]
     428 
    109429
    110430
     
    507827
    508828
    509 
    510 == OpenID ==
    511  === OpenIDとは? ===
    512  
    513  OpenIDは、Webサイトを超えて認証システムを構築できるシステムです。
    514 OpenPNEにおけるOpenIDの連携には二つの方法があります。
    515  「OpenPNEがOpenIDのID発行者(プロバイダ)になる」と「OpenIDを使ってOpenPNEにログインできるようにする(コンスーマ)」です。今回はOpenPNEのプロバイダ機能を利用した連携方法を紹介します。
    516  
    517  
    518  OpenIDは、URLの形式で発行されます。このURLを取得していると、OpenIDに対応しているすべてのサイトにひとつのIDでログインすることができます。
    519  
    520  ここでは、OpenIDに対応をしているオープンソースのソフトウェアを使って、OpenPNEとの連携方法を紹介していきます。[[BR]]
    521  
    522  [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/OpenID.png,650)]]
    523  
    524  
    525  === SNSでのOpenIDの設定 ===
    526  まず、OpenIDでログインするためのURLをSNSで発行するためには、SNSで設定が必要になります。[[BR]]
    527  SNSのrootディレクトリにあるconfig.phpにある【IS_OPENID_PROVIDER】をtrueにします。[[BR]]
    528  以上の設定で、SNSがOpenIDのURLを発行することが出来ました。
    529  
    530  
    531  {{{
    532 config.php
    533 
    534 
    535 //OpenIDのプロバイダとなるかどうか
    536 define('IS_OPENID_PROVIDER', true);
    537 
    538 //OpenIDの乱数用定義
    539 define('Auth_OpenID_RAND_SOURCE', NULL);
    540 
    541 }}}
    542  
    543  SNSで発行されるOpenIDのURLは以下のような形式となります。
    544  
    545  {{{
    546 http://hogehoge.jp/?m=openid&a=page_home&id={ユーザーのID番号}
    547 }}}
    548  
    549  
    550  
    551  === OpenPNE X WordPress ===
    552  WordPressは、オープンソースのブログ構築用ソフトウェアです。[[BR]]
    553  WordPressには様々なテーマや、プラグインが存在し、これらを導入することによりオリジナルのブログを構築できます。[[BR]]
    554  
    555  WordPressにはOpenIDのユーザーに様々な権限レベルを設定することができるという大きな特徴を持っています。この特徴を活かして、SNSとWordPress連携させて、SNS参加者だけが投稿可能なSNS参加者専用共同ブログを作成することができます。[[BR]]
    556  
    557  前提条件としてWordPress、OpenPNEがインストールされているものとします。
    558  
    559  なお、ここではWordPress自体のインストール方法や詳細については解説していません。
    560  それについての詳細はWordPressのドキュメントもしくはWebサイトを参照してください
    561 
    562  
    563  [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/WordPress.png,650)]]
    564  
    565  
    566  {{{
    567 WordPress(英語)
    568 http://wordpress.org/
    569 
    570 WordPress Japan
    571 http://wordpress.xwd.jp/
    572 
    573 }}}
    574 
    575   ==== 導入手順 ====
    576   1.WordPressに導入するプラグインの入手[[BR]]
    577   2.WP-OpenIDのインストールと設定[[BR]]
    578   3.動作確認[[BR]]
    579  
    580  
    581   ==== 1.WordPressに導入するプラグインの入手 ====
    582   今回はWP-OpenIDというプラグインを使用します。[[BR]]
    583   まずこのプラグインを入手しましょう。WP-OpenIDのダウンロードページからダウンロードします。
    584  
    585   [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/WP-OpenID.png,650)]]
    586  
    587   {{{
    588 WP-OpenID ダウンロードページ
    589 http://wordpress.org/extend/plugins/openid/
    590  
    591  }}}
    592  
    593   ==== 2. WP-OpenIDのインストールと設定 ====
    594   まず、先程ダウンロードしたプラグインを解凍します。[[BR]]
    595   以下はダウンロードしたプラグインを解凍したopenidディレクトリの構成です。
    596  
    597   {{{
    598 openidディレクトリ
    599 
    600 Auth/
    601 files/
    602 Log/
    603 Tests/
    604 core.php
    605 interface.php
    606 logic.php
    607 OpenIDLog.php
    608 readme.txt
    609 screenshot-1.png
    610 screenshot-2.png
    611 screenshot-3.png
    612 store.php
    613 
    614 }}}
    615 
    616 
    617   解凍してできたopenidディレクトリをすべてWordPressのディレクトリ内の wp-content/plugins/ 以下にアップロードします。[[BR]]
    618  
    619  
    620   {{{
    621 
    622 wp-admin/
    623 wp-content/
    624  languages/
    625  plugins/
    626   akismet/
    627   openid/
    628    Auth/
    629    files/
    630    Log/
    631    Tests/
    632    core.php
    633    interface.php
    634    logic.php
    635    OpenIDLog.php
    636    readme.txt
    637    screenshot-1.png
    638    screenshot-2.png
    639    screenshot-3.png
    640    store.php
    641   hello.php
    642 
    643 themes/
    644 wp-includes/
    645 index.php
    646 license.txt
    647 readme.html
    648 wp-app.php
    649 wp-atom.php
    650 
    651 }}}
    652 
    653  
    654   次に、WP-OpenIDプラグインを有効化します。[[BR]]
    655   ここからはWebブラウザ上からの操作になります。[[BR]]
    656   まず設置しているWordPressにアクセスし、管理者アカウントで管理画面にログインします。
    657  
    658   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/2-1.jpg)]]
    659  
    660   次にプラグインタブ内のプラグイン管理にWP-OpenIDモジュールが表示されていることを確認して「使用する」をクリックし、有効化します。これでプラグインの有効化は完了です。
    661  
    662   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/2-2.jpg, 700)]]
    663  
    664   次に、各種設定を行います。[[BR]]
    665   設定タブ内の一般設定タブを選択し、メンバーシップにある「誰でもユーザー登録ができるようにする」と「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」の二つのチェックボックスににチェックを入れ、「設定更新」 をクリックして設定を反映させます。
    666  
    667   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/3-1.jpg, 700)]]
    668   次に、設定タブ内のディスカッションを選択し、コメント表示条件を以下のように設定します。
    669  
    670  
    671  
    672  
    673   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/3-1-1.jpg, 700)]]
    674  
    675   作業が完了したら「設定更新」をクリックして設定を反映させます。[[BR]]
    676  
    677   最後に、同じく設定タブ内にあるWP-OpenIDを選択し、「Enable OpenID comment auto-approval」と「Add OpenID text to the WordPress post comment form.」の二つのチェックボックスにチェックを入れ、「Update options」 をクリックして設定を反映させましょう。
    678  
    679   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/2_plugin_install/3-2.jpg, 700)]]
    680   以上で設定は完了です。[[BR]]
    681  
    682  
    683   ==== 3. 動作確認 ====
    684   ここでの動作確認は、「SNSで発行されたOpenIDのURLでWordPressのブログにコメントを書き込むことができることを確かめる動作確認」と、「SNSで発行されたOpenIDのURLでブログに投稿することができることを確かめる動作確認」を行います。[[BR]]
    685  
    686   1. WordPressにコメントを書き込む[[BR]]
    687   実際にSNSのユーザーがSNSで発行されたURLでコメントが投稿できるか動作確認してみましょう。まずコメントしたいブログ記事のページにいきます。
    688  
    689   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/1-1.jpg, 700)]]
    690  
    691   下部に「コメントを投稿するにはログインしてください。」と書いてあるので「ログイン」をクリックして、ログインフォームを表示します。
    692  
    693   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/1-2.jpg)]]
    694  
    695   表示されたログインフォームには設定する前にはなかったOpenIDのログインフォームが表示されます。この「OpenID url:」というフォームにSNSから発行されたOpenIDのURLを入力することでログインすることができます。
    696  
    697   ログインするとコメントを投稿したいブログ記事と共にコメント投稿フォームが出てきます。あとはコメントを入力し、通常通り投稿することができれば、OpenPNEとWordPressの連携成功です。[[BR]]
    698   OpenIDで投稿したコメントには名前の横にOpenIDのロゴが表示されます。
    699  
    700   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/1-3.jpg, 700)]]
    701  
    702  
    703   2. WordPressにブログの記事を投稿する
    704  
    705   次に、WordPressにブログの記事を投稿する動作確認を行います。しかし、OpenIDを発行された段階ではアカウントの権限レベルが設定されていないので、まずは管理者がブログ投稿者に「作成者」の権限を与える必要があります。それではまず、管理者がOpenIDでログインしたユーザに「作成者」の権限を与える方法から見ていきましょう。
    706  
    707   WordPressにOpenIDで一度ログインしたユーザは全てWordpressにアカウント登録されています。
    708  
    709   そこで、WordPressに登録されたユーザのアカウント権限レベルを「作成者」に変更して、ユーザがブログ記事を投稿できるように設定します。[[BR]]
    710  
    711   まず管理者のアカウントで管理ページにログインします。[[BR]]
    712   ユーザータブをクリックすると、ユーザの一覧が表示されます。[[BR]]
    713  
    714   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/2-1.jpg, 700)]]
    715  
    716   ここで、権限レベルを変更したいユーザにチェックを入れて、「選択したユーザーの更新」にある権限レベルを指定しましょう。今回はユーザの権限レベルを「作成者」 にします。
    717  
    718   「一括更新」のボタンをクリックしてユーザーの権限レベルの変更します。[[BR]]
    719   以上で、権限レベルの変更は完了しました。
    720  
    721  
    722   次に、ユーザーの権限レベルが「作成者」になっているか確かめます。[[BR]]
    723   この時、管理者のアカウントで管理画面にログインしている場合は一度ログアウトしてください。
    724  
    725   ログイン画面でOpenID入力フォームに、権限レベルを変更したユーザーのOpenIDを入力してログインしてみましょう。すると、「ダッシュボード」や「作成」などの作成者に必要なタブが現れてブログが投稿できるようになります。
    726  
    727   管理者のアカウントには表示される「プラグイン」 や「リンク」 などのタブが、作成者権限のユーザーには表示されません。
    728  
    729   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/2-2.jpg, 700)]]
    730  
    731   最後に、WordPressのブログ記事を書いて確認しましょう。管理画面の中にある「作成」タブから記事を書くことができます。
    732  
    733   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/wordpress/3_action_check/3-1.jpg, 700)]]
    734  
    735  
    736  === OpenPNE X Drupal ===
    737  Drupalとは、個人のブログから企業のサイトまで幅広く利用することができるCMS(Content Management System)です。様々なモジュールをアプリケーションに追加することによって、掲示板など様々なコンテンツを提供できることができます。
    738  
    739  OpenPNEは比較的クローズなコミュニティサイトとして運営していくことが多いと思われますが、外部にも情報を発信したいという場合もあります。
    740  そこで、Drupalを用いて、SNS内の外部向けのサイトを設置することで、既に運営されているSNSのコンセプトを非会員の人にも、より理解してもらえると同時に、更なる会員の増加が期待できます。WordPressでも同様のことは出来ますが、DrupalはWordPress以上にユーザーの権限レベルを詳細に設定できるという特徴があります。
    741  
    742  前提条件としてDrupal、OpenPNEがインストールされているものとします。
    743  なお、ここではWordPress自体のインストール方法や詳細については解説していません。
    744  それについての詳細はWordPressのドキュメントもしくはWebサイトを参照してください
    745 。また、
    746  
    747  [[Image(https://trac.openpne.jp/svn/prj/pne-book/pne-book-7/Drupal.png,650)]]
    748  
    749  {{{
    750 Drupal 日本サイト
    751 http://drupal.jp/
    752    
    753 Drupal(英語)
    754 http://drupal.org/
    755 
    756 }}}
    757 
    758  
    759   ==== 導入手順 ====
    760   1.DrupalでOpenIDモジュールを有効にする[[BR]]
    761   2.OpenIDでログインするSNSユーザーの権限を設定[[BR]]
    762   3.動作確認[[BR]]
    763  
    764  
    765   ==== DrupalでOpenIDモジュールを有効にする ====
    766   まず、管理者のアカウントでDrupalにログインします。左側のナビゲーションから 「Administrator」 → 「Site Building」 → 「Modules」 の順にクリックし、モジュールの一覧を表示します。
    767  
    768   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/1-1.jpg, 700)]]
    769  
    770   モジュール一覧からOpenIDにチェックを入れ、最下部にある 「Save configuration」 をクリックし、OpenIDモジュールを有効にします。
    771  
    772   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/1-2.jpg, 700)]]
    773  
    774  
    775   以上で設定は完了しました。一旦ログアウトし、OpenIDでログインができるかを確認してみましょう。
    776   ログイン画面で 「Log in using OpenID」 をクリックするとOpenID入力フォームが出てくるので、OpenIDを入力して、ログインしてみましょう。
    777  
    778   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/1-4.jpg)]]
    779  
    780   ちなみに、初回ログイン時にDrupalにSNSのニックネームが登録されます。
    781   つまり、SNSでニックネームを変更した場合Drupalと同期することができないので、変更したい場合はDrupalで設定する必要があります。
    782  
    783   ==== OpenIDでログインするSNSユーザーの権限を設定 ====
    784  
    785   初期設定では、コメントなどの投稿権限は許可されていますが、サイトの管理まではできません。そこで、今回はOpenIDでログインしたSNSユーザーにサイトの管理権限を付与してみましょう。
    786  
    787   まず、グループの権限設定を作成します。Drupalではこの権限設定をDrupalに登録しているユーザーに付与することで、グループに応じてコンテンツを表示させたり、一部の管理機能を許可させたりすることができます。[[BR]]
    788   管理者のアカウントでログインし、左側のナビから「Administer」 → 「User management」 → 「Roles」を開きます。初期の状態では「anonymous user」と「authenticated user」の二つの設定があります。下部に新規に作成する権限設定の名前を登録するフォームがあるので、名前を入力して「Add role」ボタンをクリックします。
    789  
    790   今回はサイトのレイアウトが編集できる権限設定を作ります。「OpenID - Designer」というグループ名で登録しましょう。
    791  
    792   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/2-1.jpg, 700)]]
    793  
    794   登録されたのを確認したら、名前の横にある「edit permissions」をクリックし、Drupal内の各機能の権限を設定していきます。
    795  
    796   今回はDrupalのデザインが編集できる権限設定を作ります。以下のようにチェックをつけていきましょう。
    797  
    798   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/2-2.jpg, 700)]]
    799  
    800   最後に「Save permissions」をクリックして、グループの権限設定を保存します。[[BR]]
    801   次に、Drupalに登録されているSNSユーザーに、先程作ったグループの権限設定を付与します。
    802  
    803   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/oid_settings/2-3.jpg, 700)]]
    804  
    805   「Administer」 → 「User management」 → 「Users」に、Drupalに登録された全てのユーザーが表示されます。Rolesの列に何も表記のないユーザーは初期グループの「authenticated user」に属しています。[[BR]]
    806  
    807   権限設定を変更したいユーザーにチェックマークをつけて、「Update options」から「Add a role to the selected users」に、先程作成した「OpenID - Designer」があるので選択し、「Update」をクリックします。[[BR]]
    808   以上で設定は完了です。次に動作確認に移ります。一旦管理者アカウントからログアウトしておきましょう。
    809  
    810   ==== 動作確認 ====
    811   1. OpenIDでログインするユーザーの権限設定を確認する[[BR]]
    812   DrupalにOpenIDでログインし、権限設定を変更したユーザーがサイトの編集を行えるか確認していきます。
    813  
    814   まず、Drupalに権限設定を変更したOpenIDでログインします。[[BR]]
    815   左側のナビに"Administer"が現れていれば設定に成功しています。実際にサイトを編集してみましょう。
    816  
    817   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/check_system/1-1.jpg)]]
    818  
    819   2. ホームに表示されるコンテンツの構成を変更する[[BR]]
    820   Drupalに表示されるコンテンツの構成を変更します。「Administer」→「Site building」→「Blocks」から変更ができます。
    821  
    822   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/check_system/2-1.jpg, 700)]]
    823  
    824   変更を施したらホームに戻って確認して、作業は完了です。
    825  
    826   [[Image(http://ookura.pne.jp/images/drupal/check_system/2-2.jpg,700)]]